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うつ病、不安障害、統合失調症、パーソナリティー障害など,一般外来診療所でありながら、当院に特徴的な初診1時間まで再診は30分までかけてお話を伺い(保険診療です)、1,2時間待ちの5分間診療による「傾聴と共感」で「それではお薬を次にこうしましょう、はい次の方」と言った一般的な治療法だけでなく、統合的な治療により、他の医師にかかっても「良くならない」と転医してこられる患者さん達や近医精神科医のドクターにも「カウンセリングはお願いします」とか、学会の理事と言った忙しく患者さんの数をこなしておられる方から「時間がとれないので任せる」と言われたりして、ご紹介を受ける方もおられます。 とにかく、初診1時間、再診でも30分までかけてお話を伺いながら、きちんとした(これを構造的な治療と呼ぶこともある)で日頃診療しており、なかなか初めからドクターショッピングなさっていた類いのお悩みの方にも,「これは良いところに巡り会えた」となついて頂ける患者さんもおられます。 勿論、相性が合わない方が全くおられないというわけではありませんが。例えば話をするよりも薬さえ処方してもらえば良いという人とか。 |
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| メンタル メニュー | |
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認知行動療法 対人関係療法 スキーマ療法 マインドフルネス うつ病 発達障害 |
不安障害 統合失調症 パーソナリティー障害 アルコールなどの依存について パニック障害 |
| 認知行動療法 |
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認知行動療法は各種ある精神療法の中でも、うつ病や不安障害などのメンタルな不調に 科学的かつ客観的な評価があるとされています。すなわち十分に多数の患者さんについて統計学的に有意な効果が認められ、日本国内でも、認知行動療法を行うことの出来る人員が多数育成された結果、例えばうつ病による年間の自殺者数を、これも有意に減らすことができたというものです。 具体的な方法は、うつ状態や不安と言った気分の原因になっているご本人の現状をまず、意識的に書きだしていただくことから始めて、その日作業を始めた時点から、一枚のワークシート、フォームを書き進めた所で気分が何パーセント楽になったかを評価して頂きます。そしてその日のワークで残された課題については、次回までの宿題とさせていただくというものです。それを例えばうつ病、パニック障害、社交不安障害などについてそれぞれガイドラインが定められていて、それに沿って専門家達が現時点で最善と定めた手法にのっとってセッションを繰り返し、原則として1、2週間ごとに16回のセッションで初期の治療効果が得られることを目指すというものです。 この度の保険点数改定により精神療法を情報通信を用いては出来ない、事とされました。 いずれにしてもこころの問題を抱えた方には初診は対面で受診して頂かななければならないことのことです。 それ以降のことにかんしては、初診の際にご相談させて頂きます。 |
| 対人関係療法 |
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対人関係療法の一つの例 職場においても家庭においても、対人関係で悩んでいる患者さんに対人関係療法のうちの一種をやっていただくことがあります。 これはempty chair methodとも呼ばれます。 具体的には、正三角形の頂点上に誰も座っていない椅子を三個配置して、一番目の席に患者さん本人、その正面の席にそのときの患者さんにとってのキーパーソン(実際にはそこにはいない、想像上の)を配置はじめに本人から実際には居ないキーパーソンに向かって言いたい事を遠慮なく言ってもらい、その次にその本人がキーパーソンの椅子に移動、本人に言われたことどもにどう答えるか、を想像しながら語ってもらいます。 そして最後の席に移動してもらい、ふたりのやりとりを聞いて、いかなる印象を受けたかを客観的に述べてもらう、というやり方です。これをもう一巡します。 スーパーバイザーはそれをやってもらいながらカルテを書きます。 大事なのは本人とキーパーソンの関係を患者さんがどこまで客観視できるか、です。うつ状態から発達障害の場合に至るまで診断と治療のヒントになることが統計学的に優位に言えることが知られています。 以上は患者さん本人が一人で、椅子が三個さえあればできることですが、スーパーバイズする人がいればもっと望ましいです。 |
| スキーマ療法 |
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スキーマ療法とは、認知行動療法では効果の出ない深いレベルの苦しみを解消するために米国の心理学者ヤングが考案した心理療法です。深いレベルの苦しみとは、幼少期に特に母親から充分な愛情を込めて育てられなかったという、言わば恨みのようなものがつもりつもっている場合が多く、そのために あらゆる場面で生きにくさ、居心地の悪さを感じてしまい、周囲の人の理解を超えて困惑させるような言動をとるようになってしまうのです。 スキーマ、即ち生きにくさは母親などからの幼少時の「仕打ち」からくる場合が多いのですが、その母親もさらにその親から同様の扱いを受けて育ったために、必ずしも親ばかりが加害者なのではなく、被害者でもあるという気付きが何らかの足しにはなるのかも知れません。 |
| マインドフルネス |
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近頃は巷でもマインドフルネスに関心を寄せておられる方もおられ、自身で感触を得られる方向でそれぞれ体験して居る方も多いかも知れません。 群盲象をなぞる、といえるほど様々なアプローチの方法が述べられています。 その中でも実感して頂けるのは、一葉船、one leaf boat という教えで、小川を流されている大き目の一枚の葉の上に自分が寝かされている というイメージを思い浮かべる、という方法があります。ちょうどウォーターベッドの上に寝て全身の力が抜けているという感覚です。 それがうまくイメージ出来ると、それまで体のどこで緊張がとれていなかったのかに気づくことができます。 そしてその部分をリラックスさせるようイメージすることにより、ストンとその緊張をほぐす、というイメージを送ると、 その場で今までの緊張がほぐれる、ということが味わえます。この感覚は日常の生活に戻っても続くことが体験されますが、 寝る前にやると起き抜けがとくに楽だということが体験できるかどうかやってみてください。 あとはメルマガに登録されるなり、大きな本屋でマインドフルネスについての棚に売られている本を何冊かめくって見て、 自分にあったと感じられる入門書を買うのも良いでしょう。網羅的に辞書がわりに使えるのは、John Kabat Zinの 108Lesson to open your doorです。 目次が親切に書かれています。詩的な表現を何度も読み返しているうちに何となく言いたいことが伝わってくる不思議な本です。 マインドフルネスは第三世代の認知行動療法 として注目されています(Hayes, Folette & Linehan, 2004)。第一世代が行動療法、第二世代が認知療法で、それに続く流れとされます。こ れらの広い意味の認知行動療法は、いずれも実証研究を背景としており、高い効果が実証されています(杉浦,2004)。 |
| うつ病 |
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過去二週間にわたり朝起き抜けの億劫さがあり、夕方に向かって元気になる、これを日内変動という。 仕事や趣味の活動に意欲気持てない。 判断するのが困難である。 食欲が減って体重が減る、逆に食欲が亢進して体重が増える。 自分は価値のない存在だと思い込んでしまう。 睡眠障害がある。 などの症状がある場合、うつ病である可能性があります。 このような場合、投薬なしで認知行動療法のみを希望される患者さんは比較的早期に軽快し、卒業されていく傾向があります。 認知行動療法と薬物療法の効果にはあまり差がないという成績もあります。 忙しい一般の精神科、心療内科外来では、薬物療法に頼り、時間あたりの人数をこなさなければ経営が成り立たなのに対して認知行動療法は時間がかかります。2020年4月の診療報酬改定では公認心理士のカウンセリングも保険適用になりました。 「コロナうつ」、というのもあります。日本うつ病学会の公式サイトには、これを予防するための11カ条というのが記載されています。 1. 毎日のルーチンワークを設定する。 2. 毎日同じ時刻に起床する。 3. 毎日一定時間を屋外で過ごす 4. 外出が困難なら、窓際で日光浴をする。 5. 毎日行う活動は時間を決める 6. 毎日運動をする 7. 毎日の食事時間を同じにする 8. 人との交流を図る 9. 昼寝は避ける 10. 夜間の明るい光は避ける 11. 起床、就寝時間を決める。 これはうつ病の対人関係療法に似ています。 |
| 発達障害 |
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#発達障害には大きく分けてADHD、自閉スペクトラム障害 限極性学習症があります。 #ADHD 当院は、東京都からADHDの治療にあたって、いかに親御さんの不安や困惑に対応して、そのために当事者が社会性を獲得するのに、自信を持って毎日を過ごすことができるのか、それを実現するには具体的にいかにすればよろしいのか相談を行っています。 繰り返しになりますが、親御さんや学校、職場のメンバーの困惑と不安を軽くすることにより、当事者が自信を持って社会生活へと羽ばたいていく手助けをするよう心がけております。 #自閉スペクトラム障害 ASDと呼ばれるこの障害に当たっても、両親や当事者 を取り囲む、学校や職場などの環境へ自信を持って社会性を育むことを助けるにはいかにしたら良いかを相談していきます。 #限局性学習症 苦手なことに取り込むよりも、得意なことを周囲が伸ばしてあげる、褒めてあげることにより環境への適応を促すサイクルが培われると本人の社会性を育むことができるようになります。 |
| 不安障害 |
| 統合失調症 |
| パーソナリティー障害 |
| アルコールなどの依存について |
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共依存:アルコールなどの依存症の家族に悩まされている方へ 共依存って悪いことかなぁ〜? 共依存はもともと米国でアルコール依存症の本人と、そのパートナーの関係がモデルになった考え方です。一方がどこまで他方に依存できるか、許してもらえるか虎視眈々と観察している。金を巻き上げるとか。 そこをついて実際に行動に表すにせよ、以心伝心で訴えるにせよ、相手はその要求に、それとなくどこかにアルコールを家庭内に準備しておくとかいった形で応じてしまい、そうすることでしか自己実現できたと感じることが出来ない。 だから相手が依存とは無関係で、依存という点に関しては健全な? 心を持っているか、相手が自分のことを遊びの相手としか感じていなければ、共に「依存の関係」で堕落して行こうとは思いません。共依存に関する日米の権威が作っておられるCDが、IFFと言うホームページの共依存の項に案内されています。私は自分の患者さんが自身共依存だと自覚してくれたら、このCDを何十回も聴いてもらうことにしています。 |
| パニック障害 |
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難治性のパニック障害 パニック障害を発症し、難治性の症状を呈する方の生育歴には、様々な要因が絡んでいることが多いです。以下に、一般的に見られる要因や特徴を示しますが、個々のケースによって異なるため、注意深く理解する必要があります。 ### 1. 家族歴 - **遺伝的要因**: 家族にパニック障害、他の不安障害、うつ病、または精神疾患を持つ人がいる場合、リスクが高まることがあります。 ### 2. 学習環境 - **過干渉または厳しい育て方**: 子ども時代に過剰な保護を受けたり、逆に厳しい教育方針を受けたりした場合、不安感が強くなることがあります。 - **集団からの圧力**: 社交的な場面での強い不安感や、集団の中で受けた過度な評価といった経験が影響を与えることがある。 ### 3. トラウマ体験 - **幼少期のトラウマ**: 育成環境において、虐待、ネグレクト、事故、自然災害などのトラウマ体験がある場合、後にパニック障害を発症するリスクが高まります。 - **ストレスフルな変化**: 引っ越し、離婚、家族の死などの重要なライフイベントが影響を与えることがあります。 ### 4. 社交的な要因 - **社交不安**: 子どものころから社交的な場面で過度に不安を感じていたり、友人関係がうまく築けなかったりすることがあります。 - **交流経験の不足**: 社会的な場面での経験が少なく、急な会話や交流に対して不安を感じやすいことがあります。 ### 5. 環境的影響 - **安定感の欠如**: 家庭環境が不安定であったり、母親や父親の精神的な問題が存在しているとその影響を受けやすいです。 ### 6. 身体的要因 - **身体的健康状態**: 原因不明の体調不良や持病がある場合、身体的な健康状態が精神的な健康に影響を与えることがあります。 - **ホルモンバランス**: 思春期や妊娠、更年期などのホルモンバランスの変化が影響することもあります。 ### 結論 パニック障害の難治性を示す人の生育歴には、遺伝的、環境的、社交的、身体的な要因が複雑に絡み合っていることが多いです。そのため、個別のケースをしっかりと理解し、適切な治療やサポートを行うことが重要です。専門家との相談や、心理療法、薬物療法などが有効な場合もありますので、早期の対応が望まれます。 |